床ワックスのお好みのツヤは?フローリングワックス業者が思う光沢度90以上判定

フローリングのワックスは艶あり?艶なし?

お元気ですか~~‼ フローリングワックス専門業者の一心です。私は腰痛がひどくチョットだけ元気なフリです。(*´ω`)知らんわぁ~

本日は東京都内のマンション2軒のワックス(コーティング)のツヤ(光沢)の違いをご紹介させていただきます。
2種類のフローリング画像を見比べて頂きますが、フローリングの種類がやや違います事をご了承ください。
まずは下記画像をご覧ください↷

上記のフローリングは初期光沢半艶消し仕上げの床材でしたが、シリコンコーティング艶ありをプライマーを含め2層ほど施工した画像になります。
光沢数(光沢計グロスチェッカー)で測ると93を軽くオーバーしています。
画像ではわかりにくいですが(ヘタ撮りですいません)鏡に近い鏡面具合です。

次のフローリング画像は上記同様で初期光沢半艶仕上げの床材に半艶消しワックス(コーティング)を施した床になります。

この2種類のワックス(コーティング)の艶(光沢感)の違いは好みの問題だと思いますが、業者の視点で長期的メンテナンスを考えた場合どちらが良いのか考えてみました。

ワックスのツヤあり、ツヤなしのメリット、デメリット

1.まずは、フローリングのワックス(コーティング)艶ありのメリットを考えてみたいと思います。
メリット①
お部屋の中が大変明るく感じ、フローリングのお掃除をあまりしなくてもキレイに見える。
メリット②
ワックス(コーティング)を複数回塗ると床のすべり止め効果が比較的に長い。
メリット③
フローリングへの落下物(床自体のキズ)や水分の浸み込みにも、つや消し・半艶消しと比較するとわずかではあるが効果がある。

2.次に床のワックス施工業者としての私の経験を踏まえて、ツヤ有ワックス(コーティング)経過時間(デメリット)ついて考察してみたいと思います。
デメリット①
歩行頻度の高い場所などは艶落ち(光沢)が他の箇所と比べ、差が出やすい。
デメリット②
裸足や油分の多い足で歩くと床に足跡や汚れが目立つ場合がある。
デメリット③
塗膜が強い場合(塗膜の傷や艶落ち)、ワックス多層の場合は後々のメンテナンス時期にワックス塗膜の修復が困難(剥離又は研摩)が必要になり想定外な出費になる。

3.艶なし(半艶)のメリット(良い点?)
メリット①
和風・洋風など、あらゆるお部屋の雰囲気に調和する(上品で洗練された空間)
メリット②
フローリングに傷(汚れ)がついても、さほど気にならない。歩行頻度高い場所の艶かげん(光沢)低下してもあまり気にならない。
メリット③
メンテナンス性が優れている(フローリング研摩、フローリング剝離が必要ない場合がほとんどなので、高額な費用が掛からない)


4.艶なし(半艶)のデメリット
デメリット①
マメな掃除機掛けをしないと髪の毛ほこり等が目立つ。
デメリット②
ツヤありのワックスに比べて耐久性がやや劣る。
デメリット③
ツヤありのワックスと比べるとすべり止め効果がやや落ちる。

如何でしたでしょうか?
耐久性=価格はご予算などにより色々なコーティングがありますが、空間を演出してくれる雰囲気(艶かげん)を選ぶことは意外と重要なことかもしれません。

近年、都心マンションのフローリングには標準でつや消しの床材が多く見受けられます、今後はピカピカのフローリングよりもシックでデザインを選ばない半艶消し(つや消し)のフローリングが主流になるかもしれませんね。

当店では全つや消し、半つや消し、三分つや消しのフローリングワックスを対応しております。
気になる方はフローリングワックス業者一心にお気軽にお問い合わせください。