フローリングワックスの洗浄と剥離、業者によって床のお掃除の方法や相場料金の違い

フローリングのお掃除

本日は、当店のフローリングのお掃除方法、ワックスの施工方法と(同業他社)ハウスクリーニング業者様(フロアコーティング)業者様の作業方法と料金の違いについてお話いたします。

まず初めにフローリング洗浄(プロの床掃除)とフローリング剥離洗浄(ワックス除去)の違いについて簡単にご説明いたします。

フローリングの洗浄とは?

フローリングの種類(ワックスの有無)や経年劣化の状況にもよりますが、基本的なフローリング洗浄でできることは床表面上の油分、蓄積された生活汚れや臭いなど(中性洗剤程度で擦れば取れる汚れ)を除去することが目的になります。

当店ではフローリングに対して行わない作業(ポリッシャー洗浄)ですが、ハウスクリーニング業者の中には機械洗浄(ポリッシャー洗浄)でキレイにする業者様もいるようなのでメリット、デメリットを考えたうえで依頼されたほうが良いです。

シートフローリング洗浄のbefore&After
フローリングの汚れと油分を除去するとかなり明るくなります。その後にワックスを施工すると木目と艶がよみがえります。



フローリングワックスの剥離とは?

入居してから自分でワックスをかけたことが無い場合でも、新築引渡の際に美観維持目的のためにサービスワックスが施工されている場合がほとんどです。

引渡時に施工されたワックスは残念ながらワックスの劣化が早く、汚れがワックスに浸透しやすい傾向にあります。
近年ではワックス不要のフローリングもかなり出回っていますが、それでもフローリング保護の目的(美観維持)でメーカー推奨のワックスを塗っている場合が多々見受けます。

フローリングワックス剝離(旧塗膜と汚れの除去)で期待できること
ワックス自体の劣化(密着不良)部分的なワックスの剥がれや異物混入除去、ワックスの変色変質除去、フローリングへの染み込んだ汚れ除去等が剥離洗浄だと可能になります。フローリング基盤が工場出荷時に近いレベルまでキレイにできます。(キズやへこみ、重度な染み込み等は不可ですが…)

フローリングワックス剥離洗浄についても 機械洗浄(ポリッシャー洗浄)をされている業者様もいるみたいですが、下記のメリット、デメリットを参考にしてみてください。

機械洗浄(ポリッシャー洗浄)のメリット
メリット①料金が安く、早く洗浄が終了する。
メリット②洗浄力が強いのでフローリング自体への軽い染み込み汚れも除去できる。
メリット③中途半端な剝離ではなく(多層ワックス、高濃度ウレタンワックスの場合など)容易に完全剥離ができる。


機械洗浄(ポリッシャー洗浄)のデメリット
デメリット①機械洗浄では 洗浄剤及び水分調整が部分的に出来ない為(部屋ごとにできる程度)フローリングへのダメージが危惧される。
デメリット②機械洗浄で完全剥離が1度で完了できない場合2度目の剥離はかなりのフローリング部材リスクを伴う。
デメリット③乾燥時間が多く必要(ワックスをかける場合には下処理に時間が掛かる)
デメリット④傷補修(染色、木目描き)などは全て取れてしまう。(剥離作業中の目視確認が難しい、目線が高い為)

上記は一般的なフローリングの剝離及び洗浄の一例ですが、当店ではどうかと言うと
【フローリングの洗浄(お掃除)方法】
*汚れ軽度なフローリング汚れの場合=エコ洗剤(ピア等)又は中性洗剤を使って手洗い洗浄いたします。
*汚れ中度なフローリング汚れの場合=弱アルカリ洗剤にて手洗い洗浄いたします。
*汚れ重度なフローリング汚れの場合= 水性溶剤(液性中性)又は弱アルカリ洗剤にてワックスを表面部分を三分の一程度手洗いで剥離します。

【フローリングのワックス剝離方法】
*増粘中性剥離剤をワックスの厚みがある箇所から塗布し、手洗いで洗浄後に90%以上の洗浄液が回収できる最新のウェットバキュームにて剥離剤とワックス汚れを除去します。この後すぐにワックス塗布可能なレベルを実現します。
*状況により最小限の水又は除菌もできる揮発する水(かなり高価で困ります(*_*;)にてすすぎ。)

その他の工程は作業方法というよりは床材の種類や状況にて複数種類の工程をおこなうので説明不可です。

結局のところ、床材(フローリング)は常に進化しているので経験(過去のデーターと最新部材の知識)がとても大事になります。

幸にも私自身が最新のフローリング床材でワックス(コーティング)を施工させて頂ける機会が大変多く、常に試行錯誤できる状況がありとても感謝しております。

フローリングワックス剥離洗浄

あっ大事なことを忘れていましたが、当店でのフローリング洗浄ワックス、フローリングの剥離ワックス料金は他業者様より若干高めです。フローリングワックスの相場価格より5.000円~10.000円くらいだと思います。
一番の理由は、基の床材を最優先する知識 (作業時間が2倍以上かかる為)と徹底した作業で下地{命}の作業方法、お客様に満足していただける作業をさせて頂くためです。

ですが、きれい事ばかり言うつもりはありません!
今までにフローリングワックス施工したお客様が100%満足していただけなかったこともありますので、ものすごーい高い設定ではありませんのでご安心ください。

*尚、フローリングにUVコーティング、シリコンコーティング、ガラスコーティングその他のハードコーティングがしてある場合は剝離はできませんが、状況により再コーティングやワックス施工可能な場合が御座います。ご相談いただければ現地調査に伺います。*

【現地調査について】
大変恐縮ではございますが、現地調査につきましては有料(税込8.000円)+駐車料金とさせて頂きます。
理由としては、近年、当店の表示価格をかなり下回る金額で(同じ内容ができるようなニュアンス)中途半端な業者との相見積もりをご辞退する為です。生意気なことを言うようですみませんm(__)m

尚、当店にご依頼いただける場合は(税込8.000円)は作業金額から引かさせていただきます。

東京、横浜で評判のフローリングワックス業者一心をご用命ください。