本日は東京都世田谷区にて19年間風呂釜をお掃除したことがないお客様宅にて風呂釜洗浄ジェットバス付をおこなってきました。
お客様いわくバスタブにお湯を張ると茶色、黒いかすの様なものが浮遊するとの事でお客様自身がとても心配になり当店にご連絡を頂きました。
さっそく、動作確認させていただくと…私「あれ?、ジェットバスが動かない」お客様に確認すると「もう10年以上前からうごかないのよね~」との事。
「では一度可能な限り分解して確認してみますがポンプに不具合があるとジェット水流が復活する可能性は低いです」と説明。
今回お伺いしたお宅はジェットポンプの設置位置がバスタブ下部にあるのですが、化粧タイルで覆われているためポンプ、供給配管を点検できないので
ジェット配管内部に手動で圧をかけながらの洗浄をやってみることにしました。
お客様にも作業の方法や洗剤の安全性についてご説明させていただき1回目の雑菌検査を行いました。
ATP+AMP検査にて360RLU overでした。
(一般家庭の安全基準は25RLU以下)繁殖細菌、動植物菌の痕跡を数値にて計測、そこから発生するアメーバ(体液死骸)等を数値化します。数値が高ければ汚染度合い高いと判断できます。
※当店では雑菌水質検査は必ず行います※
見えない汚れを数値(汚染菌数の測定)にて明確にしないとプロの風呂釜洗浄を頼んだ意味がないと考えています。
数値の結果にお客様もとても驚かれていましたが、すぐに私は「ご安心ください。時間はかかりますが徹底洗浄いたしますので」
さっそく、分解洗浄に取り掛かると{{心の声=きょええ~~,ジェット配管が汚れで詰まっているではないですかぁ~(*_*;}}
燃えてきたぜ~(炎)と5時間かけての最大洗浄!!
洗浄5時間後 疲労困憊ではありましたが、キレイなった嬉しさのあまり私は「お客様~~あっ直りました~ジェット直りました~」と叫び
お客様立会いの下、洗浄後の雑菌水質検査
お客様にも大変喜んでいただき本当に良かったです。
もし検査の数値が下がらなければさらに数時間かけて洗浄しなくてはならないので私もホッとしました。
今回、最初の雑菌水質検査の数値が高かったのはジェット配管内部のヘドロ状のつまった汚れが原因かと思われます。
ジェット配管は大量のお湯を通すために口径も大きい(今回は4方向噴射)こともあり、一度汚れ、雑菌が繁殖しだすと汚れを蓄積してしまう場合があります。ご自宅にジェットバスが付いているのでしたら最低1か月に一度は洗浄したほうがよいです。
「風呂釜お掃除自分でやる方法」
プロの洗浄と効果や方法が違いますが一般家庭で定期的に風呂釜洗浄ができるちょっとしたコツをご紹介いたします。
風呂釜洗浄で大切なことは給湯器から浴槽までの循環水を高温設定で洗浄剤の発泡を促すこと、循環パイプ内を密閉洗浄を行うことですが
一般家庭で風呂釜のお掃除をする際には風呂釜洗剤ジャバ等を使い、なるべく高温にしたお湯をためて風呂蓋又は保温シート(ダイソー100円均一)を使い温度が下がるのを防ぐように1時間以上放置すると良いです。
すすぎは入念に行なうために浴槽内のお湯を抜きながら追い焚き(ジェット作動)空焚きにならない様に循環金具上部(循環金具フィルターは外しておきます)より下に水か減らない様に排水状態を調整しながらシャワーなどで給水10分以上すすげば洗浄成分と汚れの排出ができます。
※最近の給湯器は空焚きにならない様に空焚き防止センサーが付いていて水が循環金具より下になると自動的に給湯器は止まりますが、古いタイプだとセンサーが付いておらず、空焚きになってしまう場合があるので注意が必要です。
不安な場合は必ず水を浴槽の半分以上程度はためてすすいだほうが安全です。
※追い焚き途中にその場を離れるときは必ず追い焚きを停止してください※
(ジェットバスの場合は吸気フィルターも外してジェットを作動させる)風呂蓋又は保温シートなども使用します。風呂釜掃除を定期的にやる、やらないでは健康被害のリスク回避に雲泥の差があります。
2年に一度は東京/横浜/神奈川の業者による風呂釜洗浄をお勧めいたします。